動物地域環境

保護犬・保護猫のための支援を呼びかけ

パナソニック保護犬猫譲渡会

保護犬や保護猫を迎えることが「普通の選択肢」になることを目指し、パナソニックとsippoは、4月29日(祝)、30日(土)にパナソニックセンター東京で「パナソニック保護犬猫譲渡会」を開催します。譲渡会では、合計約350頭(予定)以上の保護犬・保護猫を紹介させて頂き、日本最大級の規模の譲渡会となる見込みです。

イベントにあわせて保護犬、保護猫のための支援を募ります。クラウドファンディング(CF)でも募っています。詳細はこちら

環境省によると、令和2年度の犬猫あわせた殺処分数はまだ23,764頭(※)。殺処分数は毎年減少していますが、その背景には動物愛護団体の努力があります。
(※統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」より)

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、譲渡会が開きにくい状況が続き、保護犬・保護猫を譲渡する機会が減少。チャリティーグッズ販売などでの事業収入や寄付も減っているそうです。

一方、コロナ禍で癒やしを求めてペットを迎え、手放した人からの保護が増え、保護団体の負担は増加。もし自治体に持ち込まれるなどする犬猫の数が増えてしまえば、今後、殺処分数が増加に転じる可能性が出てきます。

保護した犬や猫の多くは、過酷な環境を生き抜いてきたため、心身にダメージを負っていることが少なくないといいます。病気やケガの治療のため、数十万円といった多額の医療費が必要になることもあるそうです。

人手も資金も限りがあり、動物愛護団体の努力には限界があるといいます。保護団体が譲渡できる場や保護活動のための資金を提供し、支援の輪を広げていくことが今回の狙いです。

集まった支援金は、参加する動物愛護団体を通じて、主に犬や猫たちの生活費(フード代など)や医療費(メディカルチェック、疾病があれば治療費など)として活用されます。

保護された動物たちが、幸せに暮らせる社会を実現していくために、あたたかい支援を呼びかけています。

支援金の受付は5月9日まで。プロジェクトの詳細はこちら

A-port 朝日新聞社

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