ダイバーシティ子ども子育て教育

こどもたちに本と出会う喜びを 出版社の有志ら支援呼びかけ

「こどもの本総選挙」は、こどもたちに新しい本に出会う喜びを伝える取り組みです。全国の小学生に「1番好きな本」を投票してもらい、発表することで、日本中のこどもたちに素敵な「本」との出会い、豊かな読書体験を提供することを目指しています。

出版社の有志らで組織するこどもの本総選挙事務局では、運営に充てる費用の一部をクラウドファンディング(CF)で募っています。詳細はこちら

2020年に結果発表を行った「第2回こどもの本総選挙」には、25万人を越える小学生が投票しました。

芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんをアンバサダーとして迎えた発表会ではベスト10を発表。
選ばれた10位までの本は全国の約3,000の書店に並び、1位に輝いた『ざんねんないきもの事典』をはじめ、それぞれが大きな話題になりました!

イベントの事務局は、主にこども向けの本を出版する出版社に勤める有志の皆さんによって運営されています。こどもの頃に出会った特別な「本」の思い出が、その後の人生を豊かにしてくれる。そのことを知っている本のプロだからこそ、大人が選ぶのではなく、こどもたち自ら素敵な「本」と出会って欲しい…

「こどもの本総選挙」にはそんな想いが込められています。

こどもの本総選挙は、小学生のみなさんの手書きによる投票を、ひとつひとつ集計しているため、運営に多額の費用が必要です。集まった支援金は集計費用の補填や、リターン品の準備・発送に必要な経費などの一部に充てられます。

今回のクラウドファンディングでは、「こどもの本総選挙オリジナルグッズ」が記念品として用意されています。イラストは人気絵本作家のヨシタケシンスケさんの描き下ろしで、支援した金額に応じて受け取ることができます。

この取り組みが一時的なものではなく、継続的にこどもたちに寄り添えるものであるために、こどもの本総選挙事務局では幅広い支援を呼びかけています。

支援金の受付は3月31日まで。プロジェクトの詳細はこちら

A-port 朝日新聞社

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