外国にルーツを持つ子ども・若者のための
専門的日本語教育支援事業
~多様性が豊かさとなる未来を目指して~
YSCグローバル・スクールは、2010年より両親または父・母のいずれかが外国出身者である、外国にルーツを持つ子どもと若者のための専門的支援事業としてNPO法人青少年自立援助センター定住外国人子弟支援事業部が運営しています。フィリピンや中国、ネパール、ペルーなど十数か国にルーツを持つ子ども・若者が1年間に約100名参加し、専門家と日本語を学んだり、日本の学校で勉強するための準備をしたりしています。
【こんな子どもや若者が受講しています】
・来日したばかりで、日本の学校に通う予定だが学校内に日本語支援がないお子さん
・日本で生まれ育ち、日本語の日常会話はできるけど学校の勉強が苦手なお子さん
・出身国で義務教育を終えて来日し、これから日本の公立高校進学を目指す若者
・海外で生まれ育ち、教育を終えてから来日。これから日本で働く予定の若者
この他、将来の自立を目指したキャリア教育・就労支援プログラムや、学校の先生方や地域支援者の方々が外国ルーツの子どもたちの状況を理解し、正しい支援知識を得るための講座などを実施。日本語がわからなくても、国籍やバックグラウンドが異なっても、日本の学校や社会の中で彼らが楽しく、安心して過ごすことができるよう、さまざまな機関や団体と協力・連携しながら子どもたちを包括的にサポートしています。
【さまざまなコースを用意し、必ず学べる環境を実現】
YSCグローバル・スクールでは、全国的にも希少な外国にルーツを持つ子どもと若者のための専門的支援機関として、学習を必要とする子どもや若者が必ず学ぶことができるよう、週に6日間、朝から夜まで様々なプログラムを用意しています。
・日本語がわからない、来日直後の子どもや若者のために
平日の昼間に短期間で集中して学べる日本語初級プログラム
・日本の高校に入学を希望する、15歳以上の若者のために
年間、200日間をかけて日本語初級から高校入試対策まで
トータルにサポートする高校進学準備プログラム
・日常会話はできるけど、学校の勉強で使う日本語が難しい子どもたちのために
放課後に数学や英語など、学校教科をサポートする学習支援プログラム
また、外国人保護者や小学校入学を控える未就学児童のための期間限定プログラムや、スポーツ大会、文化祭、遠足やキャンプなど、さまざまな社会体験機会も提供しています。
【支援の手を全国へ―ITを活用した新しいチャレンジも】
全国には、まだまだ十分に日本語教育機会を得られない子どもたちが多数暮らしています。その数、少なくとも7,000人。私たちYSCグローバル・スクールでは、こうした地域に暮らす、日本語がわからないにも関わらず、適切な支援を受ける事ができない子ども達のために、インターネットを通して日本語教育を届けるプロジェクト【NICO|にほんご×こどもプロジェクト】を運営しています。
外国にルーツを持つ子どもや若者たちは、バイリンガル・バイカルチャーのグローバルに活躍できる可能性を持っています。YSCグローバル・スクールでは、外国にルーツを持つ子どもと若者たちへ適切な教育機会を提供することで、彼らを含む多様な人々が、日本社会の新しい豊かさの源泉となる未来を目指しています。
団体概要
名前 | NPO法人青少年自立援助センター |
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代表者名 | 理事長・工藤定次 /YSCグローバル・スクール事業実施責任者・田中宝紀 |
設立 | 1999年 |
住所 | 東京都福生市福生2351-1(法人本部) 東京都福生市本町117-1スプリングバレー福生201(スクール) |
電話番号 | 042-553-2575(本部)/ 042-552-7400 (スクール) |
メールアドレス | info@kodomo-nihongo.com (スクール) |
ホームページ | https://www.kodomo-nihongo.com |
関連リンク | |
参加URL | https://www.kodomo-nihongo.com/donation.html |