誰もが必要な外出をあきらめずに
暮らすことのできる社会を
2011年4月より、東日本大震災による津波の被害が特に甚大だった宮城県石巻地区を中心に、ご自身での移動が困難な住民の方を病院などへ送り届ける送迎ボランティアを行っています。
毎日のべ70名ほど、年間およそ2万名もの方々を、寄贈いただいた福祉車両などを使って送迎しています。
病気や障害を抱え、復興に取り残されながらも懸命に生きる住民の方々が自分らしくいきいきと暮らしていくために、“移動”は大切な役割を担っています。
“足”のない人を送迎することは、今現在困っている方々を直接手助けする大切な行動です。でも、送迎するだけでは、困っている方々はいつまでも困っているままです。本当は、ボランティア送迎だけを頼りにするのではなく、自分たち、あるいは地域のみんなで支え合う仕組みを強めていくことが大切です。
バスなどを利用しやすくするための「交通案内」を作る、付き添いつきの花見や買い物などのお出かけ・交流企画、担い手を増やすための送迎講習会を開く、使いやすい制度のための提言をおこなうなど、他の団体などと連携を取りながら、直接の送迎だけでないさまざまな取り組みをおこなっています。
「被災地」と呼ばれるまちを、「行きたい所に行けるまち」へ、そして「いつまでも暮らせるまち」「安心して帰って来られるまち」へと変えていけるように、これからも活動を続けていきます。
団体概要
名前 | 特定非営利活動法人 移動支援 Rera |
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代表者名 | 村島 弘子 |
設立 | 2013年2月15日 |
住所 | 石巻市大街道東4丁目2-10 クレンビル1号館2階 |
電話番号 | 0225-98-5667(事務局) 0225-98-5931(送迎に関するお問い合わせ・予約) |
メールアドレス | info●npo-rera.org(●を@に直して下さい) |
ホームページ | http://www.npo-rera.org |
関連リンク | |
参加URL | http://www.npo-rera.org/supporter.html |