ダイバーシティ子ども教育貧困

【教育支援】教育は安全保障 科学に特化したインターナショナルスクール設立プロジェクト 奨学金基金設立に向けて

「未来の科学者・イノベーターを育てるサマープログラムを実施
経済的理由で参加困難な生徒のための奨学金支援をお願いします」

「変わり者だったり、異端児だったり、そういう人が一同に介して化学反応を生む、新しいものを生む、そういう場を作ることができたら」。

こう話すのは、元NHKディレクター野村竜一さん。NHKを退職して選んだ道は、新たな学校を作ることでした。育てたい生徒像は、「道なきところに道を作ることができ」、「他者と違っていることに価値を見いだせる」人物です。

サマースクールにてプレゼンテーションを行う生徒。モンゴルからの参加者。

■サマースクールで見た、子供達の可能性と成長

野村さんは2015年、日本国内に科学に特化したインターナショナルスクール「ISSJ」を設立させるプロジェクトをスタート。「科学技術を武器に世界の課題を解決し、新たな世界を創造する変革者を輩出する」のが狙いです。

2020年の開校に向けての準備として、毎年、宿泊型のサマースクールを実施しています。日本国内を始め世界各国から集まった中学・高校生たちが合宿をしながら、日本の文化や最新の科学技術について学びます。彼らを教える講師は、原子力工学から、人工知能、宇宙科学まで、様々な分野の最先端で研究を続ける学者や起業家たちです。

サマースクールの最後に子供たちは、プレゼンテーション発表会に挑みます。学んだ知識を、社会問題の解決にどう活かすのか考え提案するのです。遺伝子疾患に悩む人たちへの新たな治療法はないか。地球温暖化を抑えながら経済発展を続けるための、新たなエネルギー源を開発できないか。子供達の深い考察、進歩的なアイデアに驚かされると同時に、積極的に質疑応答をする姿は、成長を感じさせます。

■可能性の平等のもと、多様性に富んだ学びの場を

ISSJでは、「一人でも多くの才能に可能性の平等を与えたい」という思いから、経済的な問題を抱えた国内外の子ども達への奨学金を設けています。

野村さんは1月下旬、フィリピン・マニラ市郊外の公立学校を訪ねました。貧困問題に直面する地域の学校関係者や子ども達からの聞き取りを行いながら、自分たちの教育支援のあり方を模索しています。

財源不足と人口増加に悩まされているフィリピンの、GDPに占める公的教育費の割合は、世界159カ国中139位。現地の教師達は、勉学に励む子ども達の才能を潰してはならないと、奨学金で迎え入れてくれる海外の教育機関との連携を必死に探っています。

ISSJの支援で、昨年日本を訪れたリーチェルくん、15歳。複雑な事情で両親から離れ里親の元で暮らしてます。薄暗い部屋に机はなく、ベッドに腰掛けながら勉強します。コカ・コーラの段ボール箱で作った書棚に並ぶのは、日本の公文式の英語版テキスト。全体が擦り切れそうなほどページをめくった跡があり、書き込みも絶えません。15歳ながら、すでに高校卒業程度の数学を完全にマスターしているといいます。

「僕の夢は日本に行くこと。そして科学を経験すること。様々な文化の友人たちと交流し、学ぶことへの憧れです。科学者になって、子供達に多くのことを教えたい。教育には人々を変える力がある、僕は信じています。」

■今年もサマースクールを実施、5人分の奨学金125万円を集めたい

今年も7月30日から8月9日までの全11日間に及ぶサマースクールを実施します。今年のテーマは、『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』。歴史を軸に、先人たちが歩んだ轍を辿り、今の場所を認識し、それが繋がる未来を創造します。

国内外から30名の生徒を募集し、すでにISSJが集めた資金による奨学金に加え、今回はさらに枠を広げます。一人当たりの費用は宿泊費や食費、移動費などを合わせ25万円。125万円あれば、経済的に悩む5人の子どもたちの可能性を広げ、才能を伸ばしてあげられます。

未来への投資。ぜひ皆さんの力を貸してください。

団体について:
International School of Science設立プロジェクト

International School of Science設立プロジェクト

2020 We will establish an international school with a focus on science &n...

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