子ども震災

【被災地支援】子どもたちの施設に人形を送り続けたい!マリオネット作家の想い

「わあ〜かわいい!」

子どもたちの歓声とともに、認定こども園の教室中がいっぱいの笑顔で溢れました。視線の先にあるのは、まるで生きているかのようにコミカルに動いて踊る、一体のクマの操り人形です。

人形を操っているのは、マリオネット作家のオレンジパフェさん。2017年2月、自らが作った操り人形を手に訪れたのは、「認定こども園みどりの里」です。2016年4月に発生した熊本地震で被災した熊本県御船町に位置するみどりの里では、未だに園舎にヒビが残っているといいます。

みどりの里の園長は、「体の不調を訴えたり、喧嘩が絶えず、日頃と違う姿が見られたので、ちょっと心配していた子どもたちも見られたんですけど、今日の笑顔を見てすごく嬉しかったです。」と、ホッとしたような笑顔を浮かべて話します。

オレンジパフェさんはこれまでに、福島や熊本のおよそ40カ所の施設に、手作りの人形を寄贈してきました。昨年、震災にまつわるラジオ番組を聞き、「自分に出来ること」は何かと考えたのがきっかけで始めたこの活動も、1年が経過しました。

2016年5月に初めて熊本の被災した現場を訪れたオレンジパフェさんは、そのあまりの被害の大きさに、「自分の思いは役に立つのだろうか」と感じたそうです。それでも1年、こうして活動を続けてこられたのは、たった1体の操り人形が生む、たくさんの笑顔でした。

人形はひとつひとつ、手作りで心がこもったオレンジパフェさんの作品。1体の人形を作るのに、およそ2週間はかかるといいます。通常は4万円ほどで販売しているものですが、子どもたちのため、無償で提供しています。また、関東から福島や熊本までの交通費は自己負担。1人で行うには、費用や手間は大きくのし掛かります。

「少しでも、幼稚園や保育所に通うのが楽しみになってくれたらいいなと思っています。」と話すオレンジパフェさん。子どもたちから求められる限り今後も続けていきます。

団体について:
The Heartstrings Marionette Project

The Heartstrings Marionette Project

マリオネットで笑顔を届ける   熊本地震・東日本大震災の被災地域の子供達に マリオネットを届けるプロジェクトを活動中。  ...

【被災地支援】子どもたちの施設に人形を送り続けたい!マリオネット作家の想いを応援しよう